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愛犬あぐとの生活をつづっています。とても可愛いです。一緒に家族を感じながらほっこりしていただけると嬉しいです。

犬とは家族なり!あぐの健康犬コラム「キャベツと健康」

「畑のまんまるキャベツ」の写真

キャベツが好きな犬は多いですよね。

あぐもとてもキャベツが好きなのでよく食べます。

 

 

 

キャベツを食べてもいいの?

 

答えは食べても大丈夫です!!!

 

キャベツのキャラクター

だと思った!!

 

 

 

キャベツはただ犬が食べていいだけではなく、愛犬の食事に上手く取り入れることで健康管理に役立てることもできる食材です。

 

キャベツはただ犬が食べていいだけではなく、愛犬の食事に上手く取り入れることで健康管理に役立てることもできる食材です。

犬がキャベツを食べることによって中毒症状が引き起こされたという事例の報告はないようです。

 

その与え方や量には注意して一緒に健康を心がけていけるように今回も一緒に学んでいきましょう。

 

 

 


1. キャベツの栄養のついて

 

100gあたりの成分は下記の通りです。

 

エネルギー  23 kcal

食物繊維   1.8 g

ビタミンK   78 μg

葉酸     78 μg

ビタミンC   41 mg

 

 

葉野菜ですのでカロリーは根菜類に比べて少ないです。

そのほか食物繊維も適度に含まれています。

多くのビタミンやミネラルが含まれています

ビタミンCやビタミンK、ビタミンU、カロテン、葉酸パントテン酸など、とにかくバラエティ豊かなビタミン類が豊富に含まれているのが特徴です。

これらのビタミンには、免疫機能のサポートや疲労回復、がん予防などの効果が期待できます。

 

特にキャベジンと呼ばれるビタミンU胃腸の粘膜を強化・保護・消化吸収のサポートをしたり、更には抗潰瘍作用もあると言われています。

 

 

 

 

2.キャベツに含まれる注目栄養

 

ファイトケミカル

 

野菜や果物の色素や香り、アクなどの成分から発見された化学物質であるファイトケミカルの健康効果に注目が集まっています。

ファイトケミカルに分類される成分は約1万種以上あるとされていますが、それらを含む代表的な食材でも効果が高いものの一つにキャベツが挙げられます。

キャベツに含まれているファイトケミカルにはポリフェノールやゼアキサンチン、ルテイン、イソチオシアネートなどがあり、がん予防や眼病予防、皮膚の健康維持、免疫力の向上に効果が期待されています。キャベツの仲間である紫キャベツ(レッドキャベツ)には、強い抗酸化作用を持つアントシアニンも含まれています。

 

アスター

キャベツに含まれるジアスターゼは、でんぷん分解酵素の一つです。大根に含まれる成分として有名ですが、実は大根よりもキャベツの方がその含有量は豊富であり、消化吸収をサポートし、胃もたれや胸焼け、胃酸過多を防止する効果を持ちます。

 

 

 

キャベツには注目されている抗酸化作用を持つ成分も豊富なため、腎臓や肝臓、胃腸などの機能サポートはもちろん、糖尿病などの生活習慣病、涙やけや白内障などの眼病にも効果が期待できそうです。

 




3. キャベツの与え方

 

 

美味しいキャベツですが一日の適量として

食べても良い量は以下の通りです。

 

 

  • 体重5kg   :  30g
  • 体重10kg :  50g
  • 体重20㎏  :  90g

写真のスプーンが小さじ1(5㏄)で

左は生で10g 右は茹でて10gです。

大体小さじで3杯位が10gの目安です。

 

キャベツは、生のまま犬に食べさせても問題はありません。

生のままのキャベツを好んで食べる犬は意外と多く、

特に体に不調が出ない場合は無理に加熱する必要はありませんが、

便に未消化のキャベツが含まれていたり、

吐く回数が増えたりした場合は加熱するなどの方法で与えるようにしましょう。

 

 コールスローのイラスト

 

加熱する場合は茹で汁ごと与えるのが最もおすすめです。

また電子レンジで加熱したほうがビタミン類の流出が防げますので

電子レンジ調理でもよいでしょう。

野菜スープのイラスト

 

4. 与える時の注意点

4.1 キャベツの芯

キャベツの茎や芯と呼ばれる部分はできるだけ与えないようにしましょう。

キャベツの芯の部分は消化機能が未発達な子犬や消化機能や体調が低下しがちな高齢犬には特に与えないほうが無難と言えるでしょう。

 

歯ごたえや甘みの強さから、芯を好んで食べる犬も多いようですが、生で大きなまま与えると喉に詰まることもありますので注意しましょう。

 

 

4.2 尿路結石 

キャベツにはシュウ酸が豊富に含まれています。

結晶化するとシュウ酸カルシウム結石になります。

犬の尿路結石には、このシュウ酸カルシウム結石とストルバイト(ストラバイト)結石の2種類が多くみられますが、シュウ酸カルシウム結石は食事溶解させることはできません。

尿結石が腎不全の原因となることもありますので、キャベツを継続して大量に与えることがないよう注意しましょう。

多飲多尿、血尿などの症状が現れた場合は、早急にかかりつけ医を受診してください。

 

 

 

犬にキャベツ等のアブラナ科の野菜は与えてはいけないという情報を見かけることがあります。

その理由はアブラナ科の野菜に含まれる成分の一部が甲状腺ヨウ素の取り込みを阻害するため、甲状腺ホルモン(※)の合成が抑制されるといわれているからです。
健康な犬が通常食べる程度ではそれほど影響はありません。

甲状腺ホルモンの分泌が少なく、甲状腺ホルモン剤を飲んでいる犬は、与え過ぎないようにしましょう。


(※甲状腺ホルモン:体温や心拍数の維持、代謝の調節に関わるホルモン)

 

 

 

 

いつでもわんちゃんは大切な家族です。

美味しいキャベツをおいしく食して健康に過ごしましょう。

 

 

参考記事↓

https://allabout.co.jp/gm/gc/473468/

https://wanchan.jp/osusume/detail/1980