犬と食べ物について考えてみた:とうもろこし【あぐコラム】
犬はとうもろこしが大好き!
愛犬あぐも勿論とうもろこしが大好きです。
でもそもそも食べてもいいの??そんな疑問が湧きますよね。
今回はとうもろこしの栄養と注意点について解説します。
愛犬にとうもろこしをあげてもいいのか?
いつも食事に取り入れているあぐ家ですが・・・
いいんです!!
じゃないと困る!!!
では栄養や注意点・適量について解説していきましょう
【とうもろこしの栄養】
ペットフードにもとうもろこしを原料として利用されている商品が多くありますよね。とうもろこしはお米や麦と並ぶ三大穀物です。カロリーが高く糖分が主成分となります。
身体のエネルギーになる炭水化物を主として、アミノ酸、デンプン、食物繊維を多く含み良質なエネルギー源となります。
とうもろこし100gの栄養ですが
カロリー 99kcal
たんぱく質3.6g
炭水化物16.8g
不飽和脂肪酸1.03g
食物繊維3.0g
またビタミンB群やミネラル類もバランスよく含まれています。
他にも犬では作り出すことのできない必須脂肪酸を多く含む油が含まれるなど食品として優れているます。
【与えるときの注意点】
- 食物繊維
とうもろこしを食べると便のなかにそのままとうもろこしの黄色い皮が入っていることがありますね。これをみて「とうもろこしを与えると消化不良を起こす」といった話を耳にすることがありませんか?
とうもろこしの皮は「セルロース」という不溶性食物繊維でできています。このセルロースは大腸で水分を吸収し、ジェル状の成分にかわり、腸のなかの有害物質を一緒に吸収して便として排出されます。セルロースを消化する酵素が人間同様、犬もその酵素を持たないため、黄色い皮がそのまま排出されているようにみえますが、実際は腸内環境を整えて役目を終えたあとでもあるのです。
ただし食べ過ぎてしまうと腸が刺激され過ぎて腹痛や下痢を起こしてしまうこともあるので注意が必要です。
- とうもろこしの芯
犬にとっては咥えやすくおいしい実がたくさんついているので喜ぶかもしれません
でも待って!
犬にとうもろこしの芯は絶対に与えてはいけません!
とうもろこしは誤飲の中でも上位に入る危険性が高い食べ物です。
芯を食べてしまうと、胃腸に詰まってしまい、元気がなくなったり嘔吐を繰り返したりする場合があります。腸閉塞になり開腹手術になることも。
また詰まったものが気道を塞いでしまい息ができなくなる可能性もあります。
芯を食べてしまい誤飲の可能性がある場合は、早めに獣医に相談するようにしましょう
ではどのくらいあげてもいいのでしょうか
【一日の適量範囲】
とうもろこしは茹でると甘く食べやすいため、愛犬がそのおいしさのあまりたくさん欲しがってしまうかもしれません。
適量としては
小型犬であればとうもろこし1/3本
中型犬であればとうもろこし1/2本
大型犬で小さめのとうもろこし1本
くらいまでにしましょう。
カロリーのこともあるのでとうもろこしを食べ過ぎないように、適量を与えるようにしましょう。
これからも食べれるんですね!!
家族(愛犬)の健康管理は私たちの役目です。
家族と楽しい毎日を過ごすために与える食材について適切な管理をしていきましょう!
参考記事
https://breeder-one.jp/blogs/post-422